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露草備忘録

〈火星三部作〉は『あなたの魂に安らぎあれ』と『帝王の殻』と『膚の下』(神林長平著、早川書房)で活動中。梶野少佐中心。

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おまえが世界を壊したいなら

もしかして私はトリビュート本というものを、誤解してるのかもしれない。公式二次創作本ならば、梶野少佐が出てくることも可能だけど、そういうのじゃなくて、依拠するところを明らかにした上で何か新しい作品を書くということなのかも。『蹴りたい田中』みたいな感じか?


そんなことより、『あなたの魂に安らぎあれ』のトールサイズ文庫版がまだ見られていない。今度『帝王の殻』も出るそうで、順当にいけば『膚の下 上下』もそうなるのだろう。
表紙が現行の写真を引き続き使用なのは、まあ三部作として統一感あるし綺麗だし、私ももちろん気に入っているから別に良いのだが、せっかくトールサイズにするのなら、新カバーにしてしまっても悪くなかったのにと思う。


どうするかって、そりゃあ当然キャラクターを前面に押し出した、ラノベっぽいイラストにするの。若い子たちにそれで騙して読ませてしまえば、こっちのもんじゃん。
ほら、私はちゃんともう持ってるからさ、トールサイズ版の表紙絵がそういうのでも気にしないよ。むしろ私の好きな絵師さんだったなら、また買っちゃうかもしれないし。


特に文庫の『膚の下』は二冊あるから絵も続きものか対にして、慧慈たちアートルーパーが二巻にまたがって全員とサンクと、上巻には間明少佐と梶野少佐とあと木上医師とか実加とかアミシャダイとか入れて、下巻に堂本少尉と石谷少尉とマ・シャンエとか惟住教授とかカラスとかそんな感じ。色々詰め込んでくれると私が嬉しい。
あ、それと「SF マガジン」の連載の挿絵イメージでは、アートルーパーがかなりマッチョみたいなんだけど、そんなの無視な。まずは少年の雰囲気で乙女のハートを鷲掴みにしよーぜ。古参のSFファンなんかに受けたってしょうがないんだよ。

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