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ふと思いついて、小説の〈雪風〉シリーズとOVAの関係は、「BLOOD THE LAST VAMPIRE」(劇場アニメ)とそれをもとにした「BLOOD+」(TVシリーズ)の関係に似ている。ということで長々と書こうと思ったのですが、それではあまりにも「BLOOD+」が可哀想なので、やめることにします。
確かに「BLOOD THE LAST VAMPIRE」のような雰囲気を期待したらちょっと違ったであろうことや、「BLOOD+」にはなかなか物語が前に進まずイライラさせられたり、描くべきところを描かない不満があったりしたのですが、それなりに愛すべき佳品であって、もともと「BLOOD+」は「BLOOD THE LAST VAMPIRE」とは別モノにするよと最初から断っていますし。
OVAの雪風を観て不幸にも心を傷つけられたからと言って、「BLOOD+」が同レベルの作品だと貶めて良いことにはならないもんな。つうか、勝ち負けで言ったら、「BLOOD+」の勝ちだよ。少なくとも私は「BLOOD+」を観て脱力感を覚えたことはあっても、不幸にはならなかったもの。
まあ、そもそも「BLOOD THE LAST VAMPIRE」に小説の〈雪風〉を比定しようという点で、間違っている気もする。PR -
飽きもせず『膚の下』のアニメ化アニメ化とうるさいこの頃ですが、マ・シャンエは描いておきながら、対する本命ヒロインの実加を描いてなかったので、変り映えのしないバストショットをいつもよりなぜかでかいサイズでお送りします。
実加はたぶんあんまり良いもの食べてなくて、ロクな生活を送ってなかったから、収容されて食事やちょっとは身綺麗にされても、髪の毛とか痛んでてバサッとしてそうです。16になるまで自由に読み書きできず、娘らしい楽しみからも遠く、生きていることなんて、死んでないだけで面白くもなんともないという顔をしている、最初は。それが、慧慈から文字を教えられることによって、新しく世界を捉え直せるようになって変化する。そして慧慈にとっても、実加は大切な存在になります。
ここは『膚の下』前半屈指の重要シーン、名シーンなわけで、アニメ化にあたって最低でもまるまるBパート全部を費やすべきところです。
しかし、小説においては実加のシーンがこれ以降ほとんどなくても、後日談に至るまでのその影響力を感じとることは可能ですが、アニメの場合はちょっと難しいです。なるべく実加を話題にしているシーン等で、ビジュアルに起こして表現するにしても、慧慈と直接絡んでいるのが一回こっきりでメインヒロイン扱いは無理がある。
正直、小説の方の後日談だって、実加なんかに何がわかるのかと思うところなきにしもあらずですし。実加は梶野少佐のこと誉めてくれてるけど、それとこれとは別ですから。と言うことで、実加をよりヒロインらしく立てるには。
(1)実加視点で再構成、って、それになんの意味があるんだ…。(2)次回予告orナレーションが実加の声、(3)EDを実加(の中の人)が歌う、あたりが順当な線ですか。もっとも、それで即ヒロインかっつーと、それもまた違うんだけどね。
(4)実加との絡みをオリジナルで増やす、なんてえのは、もちろん検討以前に却下。ともかく、EDの'SO YOUNG'は実加が歌うの結構良いと思います。そりゃもう吉井さんでいけないことなんてあるわけないのですが、なんとなくEDは女の人が歌っている方がイメージに合うかな。それだと最終回版EDから後日談へも、スムースにつながるかも。
そう言えば、「兵士として作られた人間の話をしよう。…」のこれは、アニメでは本当に最後のところ、後日談を終えてインストで'SO YOUNG'が高く鳴って、空を飛ぶカラスを追っていたのがカラス視点になって、光りかがやく空かなんかでぱっと音が消えて実加の声で語られる。そしてし~んとなる、っていうのがイイです。さて、終りの方はだいぶ妄想できたので、次は始まりをどうするかですネ。(まだやるのか…)
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梶野少佐の誕生日。
なんて、私のなかではなっていて、別に大して特別な理由はなく、なんとなく。
卯年生まれの蟹座のO型に、全く根拠無し。占いはしょせん遊び、血液型も本当はどれでも良い。
ただ、他の人には特に勝手設定しようとは思わないんだ、誕生日とか。こういうことを考えてて楽しいのは、梶野少佐だけという話です。
なので、一応、何かしようかなあと思っていたのですが、「膚の下」のOP&EDにかまけていたらすっかり忘れてました。
仕方がないので少し前に描いて放ったらかしにしていた、若い頃の梶野少佐(少尉ぐらい?)を引っ張り出してきて、手直ししてみました。ハピバは、さすがに厚かましいような気がして断念。てゆーか、やっぱちょっとネ(笑) -
(承前)
で、「膚の下」のEDは、これはもう曲は決まっててイエモンの'SO YOUNG'。異論は認めます。参考にしないだけで。
OPに出しまくったから、EDは打って変わって人物等が一切登場しないのが良いです。環境ビデオみたいに、荒廃したヨコハマや砂漠地帯や各基地や地下都市等の光景が流れていく。ゆらゆらと陽炎が立ち昇るように門倉京が出来ていく映像とか、古びた教会のような建物のシーンを入れたり。最後は砂漠がだんだん緑に変っていって、カラスの羽がまるで天使の羽のように降ってくる。色は強い光が当たった時のようにとんでいて、始めはごく薄い灰色なんだけれど、ふわりと着地すると影が多くなって黒くなって、終。でもその前に、遥か彼方にぼんやりと、海のようなところが見えているのも良い。別段、本当の景色である必要はないからね。
ただし最終回は、慧慈がサンクと、それとあと堂本少尉と連れ立って雨の中を歩いていく場面から、曲をかぶせていきます。通常ED版は、曲の一番最初から「春はなんか優しくて残酷」のところぐらいまで。そんで適当に90秒ですが、最終回特別版は編曲が違って、「あの日僕らが信じたものは…」のフレーズがあるのは、最終回バージョンだけにするとか。
ついでに、後日談は素直に最終回エンディングの後にくっつけましょう。空をカラスが飛ぶところを、実加が見上げているところから入って、地球に帰ってきてあちらこちらを訪ねたシーンを止め絵で回想します。もちろん実加の説明ナレーションつき。
だからまあ、ムリに年取った梶野(元)少佐が「あれは間明彊志のおかげだ」と話す場面を作らなくても、省略してても良いのですが、やっぱりあると私が嬉しいです。とっても。たぶん「膚の下」だけの人は、なんでよりによって梶野少佐が後日談にフィーチャーされているのか、わからんでしょうけど。でも私は喜ぶから(そこが大事)。なんなら『帝王の殻』を読んで、惚れてくれればいいんじゃね?
もちろん私は、『膚の下』に合わせて書きかえられた新版の『帝王の殻』よりは、もともとの旧版という立場ですけどね。まあ、この機会に読んでもらえるなら、図書館にはまだ旧版も所蔵されているでしょうけど、手に入りやすい新版でも全然構いませんわ。(本題からズレてる;)閑話休題。
そして、バサバサッとカラスが実加のすぐ側で羽ばたいて飛んでいくのを、実加が驚いて見上げて、そろそろ帰ろう。「また来るね」とかそんなことを言って、カラスの飛ぶシーンを追って、平和そうな緑の景色、向こうに街影がうっすらと、で〆る。もちろんBGMには、'SO YOUNG'をインストで。うわあぁぁぁー、めっちゃマジに考えてもーた…。ファンとは度し難いものよな…。
それにしても妄想OP&EDなんて、これはやはし、ニコ動とかYou Tubeがいけないと思うんだ。数あるMADとか観てたら、自分でも俄然作りたくなってしまって困りますよ。そんな能力ないから、作りませんけど。
これはもう、私が済度されるためには、『膚の下』のアニメ化が現実になるしか…。つーか、誰か止めてやって。
