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観賞日、3月21日(金)。
眼球表面を洗う体液があふれました。泣けました。
「おおかたエラーに驚いて逃げ出したんでしょ」とか、自分のことを弱虫だとか、あたしのトム・ジョンはそんなこと言わない。(いつお前のになった!)
ふだんは握手をしない深井中尉(単に日本育ちだからとも言う)が、戦士と認めて手を握り返したほどの人なんですよ。
アビオニクス(航空電子工学)の才能ゆえに保留地から離れざるをえなかったトム・ジョンは、日本から送り出され、教育プログラムによって戦闘機乗りとなり雪風を見出した深井中尉とは、重なるようで重ならない。でもそこにこそ生まれる交感が大事だったんです。
なんですか、アンディ・ランダーとの「不可知戦域」と足して2で割ったようなストーリーは。アンディはどうされてもいいけど(いいのか)、トム・ジョンは原作の彼を描けないのなら、いっそ出てこない方が良かった…。
あたしのトマホークが…。(だからいつお前のになったよ!)うああぁ、せめて全5話じゃなくて1クールあればなぁ。そしたら、「インディアン・サマー」をきっちりやって、「フェアリイ・冬」だって全体の中で少し毛色が変わった1話としてやれたはずなのに。(それはどうかな)
せっかく原作エピソードが前後するのを押してまで、バンシーIVとトム・ジョンを出してきた結果があれですか。矢尾一樹さんの声はわりと好きで、むしろトム・ジョンに合ってないこともないから、余計に腹が立つと言うか。
いえ、アニメのあれはあれでジャムによって送り込まれた複製の彼らも、自分の人間としての記憶とジャムに与えられた2度目の生に引き裂かれて苦しむということを表現しようとしたのだとすれば、悪くないのです。
だからって、それをトム・ジョンでやるなっつーの!あのね、「インディアン・サマー」で一番大事なのは、心臓が…っていう一連の流れなんだと思うのですが。入国拒否されたって部分だけじゃなくて、ジャムがどうしてトム・ジョンの心臓を狙ったのか、までがですよ。最後のとこまでですよ。
機械によって補われた生の、そのどこまでが人間で、どこからが機械のものなのか。
「ぼくは……人間だよな」というトム・ジョンの最期の言葉は、もっとずっと切実なものとしてあったんだよ。
私の読解能力が低いのかと落ち込みそうになるから、アニメでの改変にはもうちょっと気を遣って欲しかったです。
そこさえ外さなければ、バンシーIVがぐわーんてなって、雪風をすたとーんとやって、スポッティングドーリーをダダダダダーンと撃ちまくって、どれだけ原形質がでんでろりーんとなろうと、私は気にしませんでしたよ。ええ、全然。ええ、例えトム・ジョンがああいう性格に変えられてても。おそらく空飛ぶ巨大母艦バンシーIVを出したいがために、原作の時系列シャッフルしたんだろうなという風にしか思えない、トム・ジョンはバンシーIVの回に出てくるからアニメにも出しました、でも原作設定のままは難しかったので変えました、としか思えない原作派の私を不幸にしてどうするのか、このアニメは。
もちろんアニメはアニメで別物だし、徹底して原作に忠実なつくりこみでもしない限り、原作ファンを全員納得させることは到底できないし、そもそも全員が満足とか有り得ない話ですが。
それでもやっぱり、どれほど表面上は変えまくっても元の作品の核心だけはがっちり掴み出して呈示してくれさえすれば、認めるにやぶさかではない、むしろかなり良いんじゃねえのと思わせるのが、メディアミックスの要諦、理想であると信じたいのです。いや別に、プルトニウム238で駆動する人工心臓だけにとか、ギャグが言いたかったわけではなく。
………。
えぇーと、3話で良かったのは、1話2話のあの気持ちの悪い目揺れがほとんどなくなってたことだけですね。なんだったんでしょう、あれは。演出のスベリかしら。
ごめん(謝罪は弱さにつうじるわ)、良いとこ他に、そこしか思いつきません。PR -
観賞日、3月7日(金)。
あ、OPがついた? 1話からだっけ? それはともかく、インストで悪くないですね。歌詞つきでも良かったような気もしますが。
EDはムッシュかまやつさんの声は結構好きなんで、こちらも悪くないと思っています。ちょっぴり青春てな感じで。誰の青春かは知りませんけど。
無人戦闘機の性能実験に雪風(すでにメイヴ)との模擬戦と云うことで、グノー大佐の声が大塚芳忠さんじゃないですか。うわあ(喜)。でも、だったらなおさら原作どおりに、グノー大佐が特殊戦に手袋を叩きつける場面が観たかったなあ。
エディス・フォス大尉が雪風に同乗もここに持ってきましたか。まあ、1話でアレだから2話から出てくるのが当然なんでしょうけど。でも、次のフライトオフィサの桂城少尉の出番(あるよな? え、ないの?)にはまだはやいし、この使い方はちょっと上手いと思いました。しかしエディスのイメージは外はねのブラウンヘアで、うっすらソバカスが浮いた、ちょっぴりおきゃんなアメリカン・ガールぽい感じなんだけど、なんでなのか自分でもよく分りません。たぶんDVDパッケージ裏のエディスの絵を、「全系統異常なし」のエイヴァ・エメリー中尉のつもりで見てたからだと思いますが。(パッケージの文章は読んだ端から忘れます)
「全系統異常なし」はよくまとまっているというか、ある意味よくあるタイプの話だけに、映像化が一番しやすいと思ってた(だからこそ外してもかまわないワケか)のですけど、ないのね残念。そんなことより、なんだあのフォス大尉の職業意識のカケラも感じられん格好は! カウンセリングにあんな服を着用して臨むなんて、若い男(以外も)はみんな胸と腹と太腿が気になって心理分析どころじゃねーだろ!
クーリィ准将の胸元強調な服にもびっくりさせられたものですが、男性視聴者に対する変な配慮なんか要らん。ミリタリーなら制服(軍服)姿に萌えさせてなんぼじゃないのか。エンディング画像のように、くつろいでいる時だけでいいよ。仕事中はヤメテ。
格好と云えば深井中尉もなんですか、あのスタジャン(と帽子)は。背中の模様がせめて虎なら、そんな未来にもまだ……がとか、中尉は虎ファンなのか…とか突っ込めるけど、竜ではネタの強度がイマイチやわ…。なんで雪風のそばにおる時もあんな格好やねんなぁ。
常装は、フェアリイ空軍の常装はどうなっているのか!? 軍隊だったらいつも制服着せておけば良いと思うんだ、うん。どんな時でも2割増に見えるってものです。さてと、色々書きましたが私、エディスのスカートのスリットはかなり良いと思っていますよ。(ヘソ出しは要らないけど)
ただ、それは勤務中にする格好じゃないと思うのです。なぜ制服を着てないのか。普段はマニッシュな軍服に隙なく身を包みながら、オフは開放的な格好という方がそそるのになあ。
原作ではセーターを着てるらしいだとか、白衣は医者の制服だろなんてたわごとは聞きませんので悪しからず。エイヴァも外向きは事務的なのに、二人っきりになったら甘々なところがいいのですよ。おお、それってツ・ン・デ・レ?
うーん、成る程、このアニメにはツンデレ成分が足りないと、私はツンデレ萌えなのにと、そういうことか。アニメ版深井中尉にはツンも少なけりゃ、デレも少ないものな。原作の方の中尉(大尉)も別にツンデレでもなんでもない性格してますけど。って、深井中尉なんかにツンデレなんて求めてないのに、ネタのためだけに話を振らないように、自分。
しかし、どうもこのアニメのスタッフはブッカー少佐とで何か狙ってるみたいなのですが、狙いどおりのところに萌えられるほど私、素直な性格してないからねぇ。だから、その目揺れをヤメテ。 -
観賞日、3月7日(金)。
はやっ、チキンブロスはやっ。
「妖精の舞う空」と「スーパーフェニックス」をつなげるなんて、なんつー豪腕なことを! アニメで何が楽しみだったかと言うと、バーガディシュ少尉だけ(嘘…でもない…)だったのに、出てきてすぐに退場かよ!
いやいやいや、後で帰ってきたバーガディシュ少尉をやってくださるでしょうから(あるよな? え、ないの?)、そこはまあ良いのですけど、これ単体で話が分る人いるのかしら。私はもちろん原作を読んでからの視聴だから、あーなってこーなってと理解できているだけで、ぶっちゃけどうなの?だいたいフェアリイ星の森はまだですか、原生動物に食べられちゃったりするんですよ。つうか、アンディ・ランダーと不可知戦域に入るのが先なのに…。ビジュアルで見たかったのは、普段のフェアリイ星の自然の風景と、それとは全く違う変な不可知戦域の風景との対比だったりするのです。フェアリイの空はすごく綺麗で良いのですが。
省略は全5話では仕方ないよねと思うものの、幽霊儀杖兵とかアンディとどろどろスープとか、「フェアリイ・冬」とかが大事なのに。トム・ジョンは3話でがっつり出てくるからまだしも、私の中の優先順位としては、(1)バーガディシュ少尉、(2)アンディ・ランダー、(3)トム・ジョンだものなぁ。(変な順位…)
1クールあったら、きっともうちょっとなんとかなったと思いますけど。(それはどうかな)それにしても、オリジナルキャラのイトーくんが目立ち過ぎですよ。なんだか眼鏡だしデコッパチだし、私の好みで困ります。
と言うか、ああもう、ブッカー少佐と深井中尉が、髪の毛が目に入りそうで鬱陶しいのですよ。深井中尉は主人公として若さを出すためと、メットかぶったら前髪でキャラを判別のために長いのはしょうがないとして、ブッカー少佐なんか生え際が後退しつつクルーカットかオールバックじゃないのですか。生え際が後退しつつ。(2度も言った!)
あと、いちいちあんなに目を揺らさないでいただけないものでしょうか。目がウルウルと揺れる、なんて演出はここぞと云う時にだけ使えば良いのであって、のべつ幕なし揺らされたらさあ。はっきり言って、コマ割りが下手なマンガの削ってしまえる無駄ゴマのようなものです。まあ、絵はOVAクオリティゆえ綺麗で安定してるし(人物が細すぎるのは好みではないが)、空中戦もあまり詳しくないから技術力が上がるまではこんなものか、という
生温かい目で見守っています。この戦闘機シーンすごいねんなぁ、まるでお空に浮いてるみたいやわぁ。(ちょっ…、おま…;)
各戦闘機デザインに関しては、あまり詳しくない私がどうこう言うのもナンですので、それなりに良いんじゃないかと思います。が、スーパーシルフのコクピットのフタコブラクダだけは許しがたいものがあります。格好悪いよ、あれは。どうしてルーフが操縦席と後席で分かれてるのさ、なんで一体型じゃないの?
空気抵抗を減らすための流線型結構、なんとなく生物っぽい(?)斬新なデザイン結構。しかし、戦闘機アニメで肝心なのは戦闘機が格好良く見えることであって、あのフタコブラクダに如何ほどの格好良さがあるのか、分かるように説明してくれませんか。
むしろ実現できなくてもいいから、有り得ないほど格好良い戦闘機を飛ばしてくれないものでしょうか。もっとも、私が好きで格好良いと思うのは、直線的なそれこそ機械の塊がむりやり飛ばされている感じの生硬な戦闘機だから、そこらへんは好みの問題であると言えなくもありませんけどね。
(ちなみに、FRX99及びFRX00はコクピットルーフにあたる部分の形状が一体型であり、デザインコンセプトが狼なんだ、わりかし良いなと、後に思いました)
