観賞日、3月7日(金)。
はやっ、チキンブロスはやっ。
「妖精の舞う空」と「スーパーフェニックス」をつなげるなんて、なんつー豪腕なことを! アニメで何が楽しみだったかと言うと、バーガディシュ少尉だけ(嘘…でもない…)だったのに、出てきてすぐに退場かよ!
いやいやいや、後で帰ってきたバーガディシュ少尉をやってくださるでしょうから(あるよな? え、ないの?)、そこはまあ良いのですけど、これ単体で話が分る人いるのかしら。私はもちろん原作を読んでからの視聴だから、あーなってこーなってと理解できているだけで、ぶっちゃけどうなの?
だいたいフェアリイ星の森はまだですか、原生動物に食べられちゃったりするんですよ。つうか、アンディ・ランダーと不可知戦域に入るのが先なのに…。ビジュアルで見たかったのは、普段のフェアリイ星の自然の風景と、それとは全く違う変な不可知戦域の風景との対比だったりするのです。フェアリイの空はすごく綺麗で良いのですが。
省略は全5話では仕方ないよねと思うものの、幽霊儀杖兵とかアンディとどろどろスープとか、「フェアリイ・冬」とかが大事なのに。トム・ジョンは3話でがっつり出てくるからまだしも、私の中の優先順位としては、(1)バーガディシュ少尉、(2)アンディ・ランダー、(3)トム・ジョンだものなぁ。(変な順位…)
1クールあったら、きっともうちょっとなんとかなったと思いますけど。(それはどうかな)
それにしても、オリジナルキャラのイトーくんが目立ち過ぎですよ。なんだか眼鏡だしデコッパチだし、私の好みで困ります。
と言うか、ああもう、ブッカー少佐と深井中尉が、髪の毛が目に入りそうで鬱陶しいのですよ。深井中尉は主人公として若さを出すためと、メットかぶったら前髪でキャラを判別のために長いのはしょうがないとして、ブッカー少佐なんか生え際が後退しつつクルーカットかオールバックじゃないのですか。生え際が後退しつつ。(2度も言った!)
あと、いちいちあんなに目を揺らさないでいただけないものでしょうか。目がウルウルと揺れる、なんて演出はここぞと云う時にだけ使えば良いのであって、のべつ幕なし揺らされたらさあ。はっきり言って、コマ割りが下手なマンガの削ってしまえる無駄ゴマのようなものです。
まあ、絵はOVAクオリティゆえ綺麗で安定してるし(人物が細すぎるのは好みではないが)、空中戦もあまり詳しくないから技術力が上がるまではこんなものか、という生温かい目で見守っています。この戦闘機シーンすごいねんなぁ、まるでお空に浮いてるみたいやわぁ。(ちょっ…、おま…;)
各戦闘機デザインに関しては、あまり詳しくない私がどうこう言うのもナンですので、それなりに良いんじゃないかと思います。が、スーパーシルフのコクピットのフタコブラクダだけは許しがたいものがあります。格好悪いよ、あれは。どうしてルーフが操縦席と後席で分かれてるのさ、なんで一体型じゃないの?
空気抵抗を減らすための流線型結構、なんとなく生物っぽい(?)斬新なデザイン結構。しかし、戦闘機アニメで肝心なのは戦闘機が格好良く見えることであって、あのフタコブラクダに如何ほどの格好良さがあるのか、分かるように説明してくれませんか。
むしろ実現できなくてもいいから、有り得ないほど格好良い戦闘機を飛ばしてくれないものでしょうか。もっとも、私が好きで格好良いと思うのは、直線的なそれこそ機械の塊がむりやり飛ばされている感じの生硬な戦闘機だから、そこらへんは好みの問題であると言えなくもありませんけどね。
(ちなみに、FRX99及びFRX00はコクピットルーフにあたる部分の形状が一体型であり、デザインコンセプトが狼なんだ、わりかし良いなと、後に思いました)
コメント