こんばんは、お久しぶりです。
今年の3月いっぱいでジオシティーズが終了になりまして、ジオでやってたサイトもなくなってしまったのに、何もしないまま5月も末になってしまいましたが、私は元気です。
いや、サイトを移転させようとは考えてるんですけど、昔の表示をブラッシュアップしたいと思ってたら、なかなか進まなくってですね。なお、ブラッシュアップしたところで、見た感じはそう変わりません。
さて、先週の25日あたり、とても暑かったために、何かかが私におりてきて、「あなたのたましいにやすらぎあれていおうのからはだえのした」&「じょう・げ」を句の上に置いて連歌を詠むのです、という指令に従って作ったのが下です。
あららぎや なごりの春の たくましき
のびゆくままの 高き気温は
まるで夏 椎(シイ)の木陰も 命がけ
西日に深き 闇よきたれよ
救いとは 来世にあらず ギンセンカ
朝露に咲く 霊前の花
てんてんと 戦(いくさ)のあとの オキナグサ
うつぶせに寝る 野ざらしの秋
かはたれか 落葉紅樹(らくようこうじゅ) はかばかし
ダクトにからむ 枝の冬芽は
残されて 死ぬまで生きぬ 種案山子(たねかかし)
嫦娥(じょうが)去りたる 現前の夢
連歌というのは、まず五七五を詠んで、それを受けて七七をつけて、さらに五七五、七七と重ねて広げていくやつですね。とは言えなんちゃって連歌なので、字数以外の作法は踏まえてないですし、そもそも一人でやるもんとちゃいます。なお頭に置くのが「じょう」と「げ」になっているのは、連歌の定めで句数を五の倍数にする必要があったからです。「じょう・げ」を含めないと成立しないものをやんなよというのはあるけど、すでにいろいろ折句長歌だのアナグラム短歌だのやりまくったあとだから、ええやんね。
ちなみに初出はツイッターです。なのでツイッターのツイートを元にしてますよ。ツイッターだとすぐ流れちゃうから、再録しにきました。なにせ暑かったので、暑さへの実感がこもったところがありますが、一応火星三部作のイメージ詠になってます。あららぎを平仮名にしてるのは、植物のアララギ(イチイの別名)と塔(あららぎ)の両方を表そうとしているからで、塔(あららぎ)というのは、平たく言うと卒塔婆のことです。
さて、また今年も来る6月23日に梶野少佐生誕祭しますので、その告知もしておきます。梶野少佐のお誕生日を6月23日ということに勝手に決めて行われる、私が楽しむための私と有志による恒例行事でっす。また後ほど詳しい告知しますね。それではこのへんで。
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