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露草備忘録

〈火星三部作〉は『あなたの魂に安らぎあれ』と『帝王の殻』と『膚の下』(神林長平著、早川書房)で活動中。梶野少佐中心。

「きみと前に会ったときは大尉だった」

検索エンジンで梶野少佐への言及を探すのは良いのだけれど、そこで言われている梶野少佐が『あな魂(旧版)』や『帝王の殻(旧版)』の梶野少佐なのか、それとも『膚の下』以降の新版の梶野少佐なのかが区別できないことが多くて、ちょっと困ります。
読んだ版はどれなのか書いておいてと、約束したじゃないですか。(してない)
『あな魂』の場合は、サイ・玄鬼との会話が大分違うわけだし、『帝王の殻』の場合は、アミシャダイとの会話が全然違うわけです。印象だって少しは変わってくると思うんですよね。だから、その差異を量りたい気がするんですが。
特に『あな魂』では熱線銃を名銃と思うかとか滅裂滅裂思うかとか、『帝王の殻』では月の夜と思うか守護神(いねーし)と思うかとかが、すごく大事だと感じてます。まあ多分みんなそんな細かいとこ気にしてないか。
これはやはり『あな魂』と『帝王の殻』の新旧版比較のページを作らんといかんのですが、やるやるっつっといてどんだけ時間が……。
でも『帝王の殻』に出てくる梶野少佐が、新版旧版問わず三部作中一番格好良いことだけは、うん、確かだと思います。

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