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露草備忘録

〈火星三部作〉は『あなたの魂に安らぎあれ』と『帝王の殻』と『膚の下』(神林長平著、早川書房)で活動中。梶野少佐中心。

余は如何にして航空祭へ参ずるに至りしか

お察しの通り、私は雪風OVAの視聴後、辛口感想を書いてでも消化しきれなかったやり場のない思いを消火するべく、ネットで雪風OVAの感想をあさっていましたら、これがネガティブな評価とポジティブな評価にパキッと分れるんですね。それで、大概ポジティブな評価をつけている人というのは、もともと心が広くて何事にも寛容な人か、戦闘機やら空中戦やらが好きな人かのどちらかのようでした。
ということは、私は今更心の広い人間にはなれないけれど、戦闘機を好きになったらどうだろうかと考えました。戦闘機を好きになったら雪風OVAを赦せるかもしれないし、戦闘機を好きになったらまあ話はあれだけど空中戦は最高とかそんな世迷いことを言えるようになるかもしれない、と思ったのです。


そこで、世の戦闘機好きが集うという航空祭なるものがあるらしいと聞き及び、ちょうどセール中だった近所のビデオ店には、かの航空祭の模様を収録したDVDが置いてありまして。各基地のものが一通り取り揃えられているのですが、アニメ「よみがえる空」の内田三尉が配属されたのは小松基地だし、小松(駅)は昔からよく雷鳥やサンダーバードで停車したり通過したりしている(降車はしない)のでなじみがあるし、てことで小松基地の航空祭DVDを借りてきて観ました。
さて結論から言うと、ナレーションがオフだったのがいけなかったのか、とてもつまらなかったんですよ。でも、こういうものはやはりTV画面越しだと魅力が伝わらないもんだろうし、生で体験してみないでああだこうだ言うのも僭越なことではあるし、これはいつか実地で行ってみる必要があるなと。
そして先日、たまたま航空祭バスツアーの案内を目にし、参加することを心に決めたのでした。

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