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露草備忘録

〈火星三部作〉は『あなたの魂に安らぎあれ』と『帝王の殻』と『膚の下』(神林長平著、早川書房)で活動中。梶野少佐中心。

あこがれの長歌6

新年明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。
新年しょっぱなから、『帝王の殻』新旧比較も疲れますので、年始の挨拶と、またしてもあな魂折句長歌&反歌de梶野少佐を置いておきますね。


朝まだきなずさいの地にただいまぞ逃れの地より直行(ただい)きに紛うことなき敷島の砂(いさご)かいなず日域に八潮路越えて推参す辣腕ものは銀色の天(あめ)の鎧に歴史を背負い


帰りこしこの地にわれら居てしがな天つみ空に月はなくとも


あな魂帰還シーン。辣腕ものが梶野少佐で、銀色の天の鎧はもちろんパワード・スーツですよ。敷島も日域も日本のことですが、国と言うより土地のような意味で。なずさいは馴染みのやなつかしの、かいなずはかいなでるてことです。
わりと折句の長歌も楽しいのですが、折句じゃない長歌もおいおい作成したいものです。そのときは、書きかえられた梶野少佐をテーマに詠んでると思います。
ま、ではでは。


あさまだき
なずさいのちに
ただいまぞ
のがれのちより
ただいきに
まごうことなき
しきしまの
いさごかいなず
にちいきに
やしおじこえて
すいさんす
らつわんものは
ぎんいろの
あめのよろいに
れきしをせおい

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