ながながとやってきましたが、もうそんなにありません。
「……わるいことをしましたね。わたしには想像できませんが……親しい人が魔法をかけられたように変身するのは……同情しますよ」
(『あな魂』五刷 #27 p.366)
「……わるいことをしましたね。親しい人が魔法をかけられたように変身するのは……同情しますよ」
(『あな魂』六刷 #27 p.431)
ここの梶野少佐のセリフ、五刷の「わたしには想像できませんが……」が消えています。『膚の下』で梶野少佐はバッチリ変身シーンを見ていますので、削除は相当ですね。
あとは、#28と#29で五刷の「UN・ガードマン」と「ガードマン」が六刷では「トルーパー」や「UNトルーパー」に名称変更されています。『膚の下』でアートルーパーという名称を採用したからなのか、現在「ガードマン」と言うと警備員というイメージが強いからなのか。とにかく(3)『膚の下』に合わせた設定変更に伴う、語句及び文章の書きかえ。に当てはまる部分ですね。
さて、11回にもわたって書きかえられた箇所を見てきましたが、今回でおしまいです。年が明ける前に終わってよかったです。総括については、次回の『帝王の殻』の新旧比較が終わってからにしますね。しないかも。ともかく、ウェブページにまとめますので、またそのときにでも。
というわけで、『帝王の殻』新旧比較1に続く。
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