去年、デパートのチョコ売り場をぶらぶらしていて、自分で買って食べるチョコを物色しつつ、もし梶野少佐にあげるなら…でもイイのがないな、ということを考えていたものですが、今年は見つけたので買ってきちゃいましたよ。
というわけで写真のこれ。ウサギの形をした箱に、可愛いウサギ型チョコやリーフ型チョコ等が入っています。どう見ても女の子が自分たち用に買う手の商品で、梶野少佐みたいな大人の男性に贈ることは想定されていませんね、な感じがとってもキュートです。でも今年は卯年ということで、こういう商品が開発されたのだろうし、梶野少佐は卯年生まれ(勝手設定)なのでピッタシと思って買ってきました。どうせ後で食べるの私だし。
ちなみにモロゾフの商品で、「幸せの子うさぎ」(商標)というシリーズ4種類中、緑の箱のなので「しとやかローラ」(商標)という、口にするのもはばかられるようなスイーツな名前がつけられています。他のにもピンク「おすましマリア」(商標)、灰色「はにかみ屋のオードリー」(商標)、赤「きどり屋キャサリン」(商標)という、素敵な名前が。全部買うのはお値段的なあれこれで、泣く泣く1箱だけになったんですの。
ともかく、せっかくですので、〈火星三部作〉の世界におけるバレンタインデーというものを考えるに、カカオの生産はなかなかむつかしいですし、地球環境激変後ならばなおのこと、合成するにしても上手く合成できるものなのかという懸念もございます。畢竟嗜好品であるからして、やはりチョコレートというものは、とても高価なものとなっているのではないでしょうか。現代においても、将来的にカカオの高騰が確実視されておりますし、まずもって気軽に口にできるような国のほうが実際一握りなのでございます。
そこで、月戦争後の世界では、バレンタインデーにチョコを女性が意中の男性に贈るという風習は廃れていると考えても良いかもしれません(すでに廃れかけているわけで)。しかしながら、バレンタインデーそのものは、西洋伝来の歴史ある古習ゆえ、なくなっているかはちょっとわかりませんね。
しかしあれです、梶野少佐が間明少佐を呼び出してチョコ食う?とか言ってたら、すげえ萌えるな、うん、いい。でもごめんな、間明少佐はバレンタインデーとか知らんしわからんねん。そんでまた梶野少佐も、チョコを食べる日としか思ってなかったりするの。これだからボケ同士は話にならんよ。落ちない。
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