とある漫画を読んでいたら、私の深井零中尉(大尉)の外見イメージってひょっとしてこんなんかな、という登場人物(かなり端役)がいたので、それを参考にしながら描いてみた深井中尉(大尉)です。
「偵察なんて地味なことしてっと、ストレスがたまってしょーがねぇぜ」
という風情なんですよ、きっと。――すみません、ちょっとキャラが混ざりました。
しかし、なんかなぁ、むしろもっと似せるつもりで描くべきでしたよ。あまりそのまんまでもまずいかと思ったのですが、絵が下手いからどのみちわかりゃしねえ。
元絵の、私的にナイス深井中尉! な感じが全然再現できなかったです。なんてゆーか、こお、もうちょっと、こーゆー感じ(だからどんなサ?)なんですよ…。
それはともかく、前々から、短めデコッパチの前髪は立たせた髪型かしら、それは単にクルーカット、いや全体がこうホウキ星、みたいなことをうっすら考えていたのですが、どれも決め手に欠けていました。
でもこれでようやく、私的深井中尉(大尉)をクリアに想像できるようになりました。って、まあ、深井中尉(大尉)は髪型に気を遣わなさそうなので、本当はこんな凝ってないと思いますけど。それか、基地内の床屋のマスターの提案で、断るのも面倒だから適当に任せているのでしょう。
そして、もちろん眼は一重。だって私は一重で細い眼、好きだから。そりゃあ二重瞼だって悪くないです、でも、日本人なのにまつ毛ばっさばっさとかはちょっとね。(そういう人も実際にいてるよ、というのはまた別の話です)
そんでこの前、もうしないって誓ったばかりですけど、やっぱりこれだけは言わせて下さい。OVA(とコミックス)版の深井中尉は、なんかなよなよし過ぎやねん。
人間性はあれだけど、機体への信頼と己の腕一本を頼みに空を翔る戦闘機乗りが、フェアリイ空軍のエースパイロットが、特殊戦のシルフドライバーが、もしかすると地球のちびっ子や(大きな)お友達がひそかに憧れることがあるかもしれない存在が、あんなよわよわしい物腰の白面郎って、そんなの間違っているとは思わないんですか。もっとふてぶてしいに決まっています。
ええ? そういう世間一般の固定観念や常識を覆す、斬新な戦闘機パイロット像に挑戦してみた? それは、オリジナルの作品でやりゃあいいんじゃないの。
別段キャラデザの多田由美さんが悪いと言う気はなくて、アニメとしては、ああいう多田さんの線の細い感じのキャラクターを採用し、なおかつ、もっとスタイリッシュに格好良く動かすことが出来たはずだと言いたいのです。実際多田さんの絵柄は、非常にスタイリッシュでもあるわけですからね。
アニメは動きとタイミングが命です。静止画がいくら良くったってしょうがない現実を見せないでよ。ようは線の細い深井中尉であっても、なよなよしないでぱきぱきとした演技をつければ、少なくとも気持ち良く動くアニメとして、それはそれで私は、たぶん私は……。
はい、ごめんなさい。もう止めるって言ったのに、またやってしまいました。私も大概諦めが悪いですね。雪風OVAなんかに動じない人間になりたいな、早く。
それか、原作漫画を忠実にアニメ化版「鋼の錬金術師」のように、新たにTVシリーズを制作するとか、そんなんで良いのですが。
大ヒットはしなくても、長く名アニメとして語り継がれる作品の方がええな!
コメント