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露草備忘録

〈火星三部作〉は『あなたの魂に安らぎあれ』と『帝王の殻』と『膚の下』(神林長平著、早川書房)で活動中。梶野少佐中心。

あこがれの長歌1

これまで私は、あいうえお作文に折句にと、質より量を念じながら積極的に作成してきました。そこで、そろそろ長歌を始めてもいいんじゃないかなあ、ってことで作りました。ツイッターで流したものの再録ですが、火星三部作は梶野少佐と間明少佐をテーマに長歌&反歌。


変わり身の時代を生きる軒忍選んだものはいまだけで切なささえもいまだけで曲がりなりにも銀色のラビュリントスは月のよう夜は優しくしばしとどまれ


過ぎ去りし日日をしのべど帰らざる月は帰らじ いまを生きなむ


かわりみの
じだいをいきる
のきしのぶ
えらんだものは
いまだけで
せつなささえも
いまだけで
まがりなりにも
ぎんいろの
らびゅりんとすは
つきのよう
よるはやさしく
しばしとどまれ


このスタイルで、ちょっと続けます。

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