"雪風とか"カテゴリーの記事一覧
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3週間もあったのに、結局『アンブロークンアロー』は最初の方を少ししか読めないままに、図書館に返してきました。次の予約の人が何人かいるから、また借りられるとしたら来年になりそうです。
いやしかし、おかしいですね、3週間もあったのに。1日の日曜には小松へ行って、3日の祝日は秋の古本市へ行って、8日の日曜は観劇に行って、15日の日曜は某式典と映画のかけもちと、日曜日こそ毎週出かけてましたが、それ以外には仕事したりビデオ観たりブログ書いたりネットしてただけなんですけどね。つか、むしろ暇してたようにしか見えませんね、これじゃ。
つまり、うすうす感じてましたけど、私はどうやら〈雪風〉はそうでもないんです。そういえば「ぼくの、マシン」すらまだ読めてなかったんでした、ああ、なるほど。
ま、しょせん私は、図書館の蔵書はみんなアタシの積読よ、とか言っちゃう程度の読書家ですからね。ということで、しょうがないから『アンブロークンアロー』の表紙画像ネタの解禁でもしておきます。
さて、表紙の黒い2機の戦闘機は、雪風(メイヴ)とレイフなのでしょうけど、あれは黒タイツを履いた足が2本なんですよ。もちろん黒ストッキングも捨てがたいし、最近の流行りはレギンスですけど、ストッキングの場合透け感がどうしたって必須ですし、レギンスはつま先やかかとがむき出しのイメージが強いから、やっぱり黒タイツですよね。で、裏表紙の白い2機の戦闘機は当然ながら生足になります。
そんで、私はやはし生足なら女の人の足の方が好いけど、タイツを履いてるなら男の人でも良いと思いますワ。
いや~、佳いですよね~、あれは戦闘機じゃなくて絡み合うあるいは組んだ2本の足と考えると、あの表紙絵はすごくイイ。(そんな変態はお前だけだ!)ところで、こちらの絵はこの前pixivに投稿してきたものです(サイズは変更)。今見ると足のラインが、もうちょっとなんとかならなかったのかという反省もありつつ、再利用。もっとセクスィーにしたかったです。
空を飛んでいる戦闘機が、あれはみんな足だと思うとなんかこう浮遊感にわくわくしてきませんか。(それはお前だけだろ)
もっとも、これを描いてた当時、未必の悪意が全くなかったとは言いませんけどね。まあ、今もあるんですヨ、きっと。PR -
たまたま某イベントで、南極に行ってこられた某製作所の方が撮られた動画と写真を見せていただきました(ありがとうございました)。京都~、本イベントそっちのけで、ペンギンとアザラシの画像に食いつく女がひとり~。
それにしても、ペンギンはなんであんなに可愛いんでしょうね。世界に十数種類いるペンギンのなかで、一番小さなコビトペンギンのことをその小ささからかフェアリーペンギンとも呼ぶそうですが、個人的にペンギンはどの種類でも妖精の呼び名にふさわしいと思います。で、ペンギンといえば南極ですが、南極大陸に住んでいるのはコウテイペンギンとアデリーペンギンの二種類だけで、ほかは周辺地域に生息しているということです。(このへん更新日記の再利用)そこで、南極で妖精といったら連想されるのはもちろん〈雪風〉ですが、OVA版にはフェアリイ空軍のマーク/エンブレムが出てきますね。お馴染みのオリーブの葉にかこまれてて、真ん中に南極大陸があって、その周りをいわゆる昆虫羽根を付けた妖精さんがくるっとしてて、FAIRY AIR FORCEって書いてある、あのダサいやつ。
バッカじゃないの、南極に妖精ならなんでペンギンを使わないのかしら。
という偏向した思考の元に作ってみました、FAF嘘こマーク。←オリーブの葉とアデリーペンギンのつもり
普段作る基本のアイコンサイズ32×32に固執したから(結局33×32プラスマージン)、細部は微妙なんですけど、まあ大筋合っていれば。大事なのはペンギンです。
空軍なのに飛べない鳥でどうする、というツッコミには、ペンギンが泳ぐ姿の華麗さはまさに水中を飛ぶと言っても良いぐらいのものですから、全然問題ないですよと応じておきましょう。
〈雪風〉再アニメ化のあかつきには、FAFマークの妖精はペンギンということでお願いしたいですね。
ではでは。←並べてみる
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先日pixivに投稿してきた『帝王の殻』4コマ漫画ですが、サムネイル画像だと小さいからクリックして大きいサイズにしないと読めないので、一応見てくれた人の人数は閲覧数と同じなんだろうなと思います。しかしそれで、後から投稿した『グッドラック』4コマ漫画の方が、クリック回数が多いことが如実に分かってしまい、なんだかとてもへこみます。
やはり〈火星三部作〉じゃマイナーなんすか、特に『膚の下』じゃなくて『帝王の殻』だとよりマイナーなんすか。〈雪風〉のほうがどう考えてもメジャーですかそうですか、この悔しさが分かりますか、ええっ?
でも〈雪風〉はアニメ化されたからこその知名度なわけで、よっしゃ『膚の下』もアニメ化すれば良いわけよね。どこか、どこかやらんのか…。映像化不可能なんて枕詞を、褒め言葉と思って使いたがる三流ライターはみんな滅んでしまえ!というような怨念はさておき、pixivのお蔭で色々刺激を受けたこともあって、ちょっと思いついたネタをやってみました。実際、OVAのビジュアルを大多数と共有できるので、〈雪風〉の方が絵にしやすいことは確かなんですよね。
〈火星三部作〉じゃあ、ほとんど個人的なイメージのせめぎ合いに終わってしまいますよ。もちろん私に圧倒的な画力があって、他の人たちに私の勝手な妄想イメージを押し付けられるなら話は違いますが。でも下手は下手なりに、誰が認めてくれなくても自分からやらないと。いつか、いつかもっと色んな人に〈火星三部作〉の絵、もとへ梶野少佐を描いてもらうためには。ちなみに、競技用に使われるブーメランは突起が三本以外に、初心者向けの四本の物や、もちろんくの字型など様々だそうです。ちゃんと飛んで戻ってこりゃぁ良いそうですよ。
そして核マークは、正式には放射能マークだそうです。深井中尉は何考えてんでしょうね(お前が言うな)。
ところで、頭にタオルまいた深井中尉を描いていて、OVAビジュアルのあのうっとうしい前髪もタオルさえまいてたら(何故か)許せるのに、と思いました。でも顔を描くのはなんか嫌だったので省略。私の想像する深井中尉はあんなんちゃうもん。いや、ほら、雪風OVAは並行宇宙の出来事ですから。 -
とある漫画を読んでいたら、私の深井零中尉(大尉)の外見イメージってひょっとしてこんなんかな、という登場人物(かなり端役)がいたので、それを参考にしながら描いてみた深井中尉(大尉)です。
「偵察なんて地味なことしてっと、ストレスがたまってしょーがねぇぜ」
という風情なんですよ、きっと。――すみません、ちょっとキャラが混ざりました。
しかし、なんかなぁ、むしろもっと似せるつもりで描くべきでしたよ。あまりそのまんまでもまずいかと思ったのですが、絵が下手いからどのみちわかりゃしねえ。
元絵の、私的にナイス深井中尉! な感じが全然再現できなかったです。なんてゆーか、こお、もうちょっと、こーゆー感じ(だからどんなサ?)なんですよ…。それはともかく、前々から、短めデコッパチの前髪は立たせた髪型かしら、それは単にクルーカット、いや全体がこうホウキ星、みたいなことをうっすら考えていたのですが、どれも決め手に欠けていました。
でもこれでようやく、私的深井中尉(大尉)をクリアに想像できるようになりました。って、まあ、深井中尉(大尉)は髪型に気を遣わなさそうなので、本当はこんな凝ってないと思いますけど。それか、基地内の床屋のマスターの提案で、断るのも面倒だから適当に任せているのでしょう。
そして、もちろん眼は一重。だって私は一重で細い眼、好きだから。そりゃあ二重瞼だって悪くないです、でも、日本人なのにまつ毛ばっさばっさとかはちょっとね。(そういう人も実際にいてるよ、というのはまた別の話です)そんでこの前、もうしないって誓ったばかりですけど、やっぱりこれだけは言わせて下さい。OVA(とコミックス)版の深井中尉は、なんかなよなよし過ぎやねん。
人間性はあれだけど、機体への信頼と己の腕一本を頼みに空を翔る戦闘機乗りが、フェアリイ空軍のエースパイロットが、特殊戦のシルフドライバーが、もしかすると地球のちびっ子や(大きな)お友達がひそかに憧れることがあるかもしれない存在が、あんなよわよわしい物腰の白面郎って、そんなの間違っているとは思わないんですか。もっとふてぶてしいに決まっています。
ええ? そういう世間一般の固定観念や常識を覆す、斬新な戦闘機パイロット像に挑戦してみた? それは、オリジナルの作品でやりゃあいいんじゃないの。別段キャラデザの多田由美さんが悪いと言う気はなくて、アニメとしては、ああいう多田さんの線の細い感じのキャラクターを採用し、なおかつ、もっとスタイリッシュに格好良く動かすことが出来たはずだと言いたいのです。実際多田さんの絵柄は、非常にスタイリッシュでもあるわけですからね。
アニメは動きとタイミングが命です。静止画がいくら良くったってしょうがない現実を見せないでよ。ようは線の細い深井中尉であっても、なよなよしないでぱきぱきとした演技をつければ、少なくとも気持ち良く動くアニメとして、それはそれで私は、たぶん私は……。はい、ごめんなさい。もう止めるって言ったのに、またやってしまいました。私も大概諦めが悪いですね。雪風OVAなんかに動じない人間になりたいな、早く。
それか、原作漫画を忠実にアニメ化版「鋼の錬金術師」のように、新たにTVシリーズを制作するとか、そんなんで良いのですが。
大ヒットはしなくても、長く名アニメとして語り継がれる作品の方がええな! -
私がOVAの「戦闘妖精雪風」を嫌うのは、そのあんまりな中途半端さにあります。
原作ファンを狙うのならファンアイテムに徹すればよいところを、原作ファンがここはアニメでも観たいと思うような場面(ex.ラフに敬礼、「はい閣下」、もしくは除雪隊)を落とし、どう考えてもストーリーと効果的にからまないオリジナルシーン(ex.ピーチと豆、コルク栓)を作るような。原作未読の人向けならば、まずは設定や登場人物等をわかりやすく紹介するべきなのに、原作読んでないと物語がわからないと言わせてしまうような。
そして、私みたいな素人に演出がなってないなどと口出しさせてしまう、映像自体のクオリティに比して低すぎる、表現の稚拙さが大嫌いです。まあもっとも私は空中戦に関してはどうこう言う資格がないと思うので、一応、戦闘シーンは除いて。さらには、深井中尉とブッカー少佐のあからさまな狙ってる感には、虫唾が走ります。
いえ、別に、いわゆる腐女子な人を狙うのは全然かまいません。むしろマーケティング戦略的には狙っとけばとすら思います。そこを否定するのは、腐女子である私自身を否定することですからね。
しかし、どうかすると女性向けな萌えは、狙っているんだか狙ってないんだかの微妙なところにこそあるのです。一般向け作品なのに一般の人が見てまで、なんかモロにBLっぽいのにげんなりするような雰囲気では、萌えが生まれる余裕がありませんよ。
雪風OVAに散見される、ああゆうあざとさを受け入れてくれるのは、深井中尉&ブッカー少佐を是とする心が広くて優しいおねーさま方だけです。私は偏狭で底意地が悪いうえに、深井中尉とブッカー少佐はわりかしどうでもいい。雪風OVAが非難されるのは、一体どういう客層を狙っているのかがはっきりしないことと、逆に狙いが明確な部分のレンジの狭さが、アニメ作品としての完成度を損なっているからです。
つまり、やるからには、- 影薄き雪風初代FO“名前クレジットしたれや”ヒューズ少尉
- 薄幸の2代目FO特殊戦の体現者“生ける屍”バーガディシュ少尉
- “金髪は軟弱”米国至上主義ライターのアンディ・ランダー
- 航空電子工学の天才“戦士トマホーク”トム・ジョン大尉
- “アル中で黄疸、グレーダーに銃弾”第三機械除雪隊の天田守少尉
- エリートテストパイロット“フラグ立てまくり”ヒュー・オドンネル大尉
- “犬は嫌い”KYエースパイロット3代目FOなるかの矢頭少尉
- 新任FO元情報軍“鏡なんか洗面所にいくらでも”の桂城彰少尉
- 505攻撃部隊チームリーダー“心労で胃に穴あきそう”ギャビン・メイル中尉
と、最低でもこれくらいは必要でしたね。幾らでも順列組み合わせができるように。
本気で腐女子を狙うとは、こういうことです。ええい、せめてイイ男がこんな風にわんさか出てくれば慰めになったものを。
もちろんランコム少尉や、グノー大佐やヤザワ少佐やライトゥーム中将やロンバート大佐やリンネベルグ少将その他各特殊戦パイロット&FO等々だって忘れたわけではありません。
色々な解釈を許す懐の広さ、もとへ様々なニーズに応える間口の広さが、名作を名作たらしめるのです。
そんなこともわからないくせに、腐女子にすり寄ろうとしないでいただきたいものです。
やるからには、真剣に、真面目に狙ってください。そう、TVシリーズで。