"雪風とか"カテゴリーの記事一覧
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上は、言わないとわからないと思いますので、〈雪風〉シリーズはバーガディシュさんの絵ですよ。
くっと何かを飲んでいるアメリカンな姿が描きたくなったので描いたんですが、なんのこっちゃな絵になりました。気にしないでください。
絵の中の文字は、亀井俊介・川本皓嗣編『アメリカ名詩選』(ワイド版岩波文庫)より、E.E.カミングズ(E.E.Cummings)の、[69]むろん神さまの次にだがアメリカよわれ('next to of course god america i')から。掲載部分の訳は「むろん神さまの次にだがアメリカよわれ汝を愛す」。
もともと皮肉をこめて作詩されたものなので、バーガディシュさんも心からアメリカを愛してるとかそういうことじゃなくて、わざとこの詩を持ってきているという感じです。まあ特殊戦の人ですから。まあ私の妄想の中では。
以下は原詩の全文です。訳のほうは省略。"next to of course god america i
love you land of the pilgrims' and so forth oh
say can you see by the dawn's early my
country 'tis of centaries come and go
and are no more what of it we should worry
in every language even deafanddumb
thy sons acclaim your glorious name by gorry
by jingo by gee by gosh by gum
why talk of beauty what could be more beaut-
iful than these heroic happy dead
who rushed like lions to the roaring slaughter
they did not stop to think they died instead
then shall the voice of liberty be mute?"
He spoke. And drank rapidly a glass of waterさて以下は、コメントレスです。
8月2日のとおりすがりのものですがさんへ
お返事が遅れてしまってすみません。私の拙い梶野少佐本を求めてくださるのはとても嬉しいのですが、結論から言うと、今現在通販はしていませんし、将来通販をするかどうかも未定です。なにせコピー本が数冊程度なので。
ただ、ひょっとして通販を望まれる方が今後何人も出てこられたら、通販という手段も検討したいと考えています。ご期待に添えず申し訳ありません。しかし私はこれからも梶野少佐を中心に、くだらないことを書き散らしていく所存ですので、そんな活動を温かい目で見守っていただけたなら、と思います。それでは、乱文失礼いたしました。PR -
ツイッターでお世話になっているタケシタさんが、〈雪風〉の桂城少尉がお好きなのに、ネット上にあんまり絵を見ないと嘆かれていたので、そういや、放ったらかしの桂城少尉のイメージイラストを、そろそろ完成させてもいいんじゃないかと思いました。
ただし、『グッドラック』までのイメージですけども。『アンブロークンアロー』は、今現在手元に図書館の単行本を所持していますが、絶賛積読中です。どうかすると文庫本が出てしまうこの頃です。さて、問題の桂城少尉の絵ですが(下です)、広い心で見ていただけるとありがたいです。
こんな風に綺麗に七三に髪の毛をなでつけていたら、深井大尉が「鏡を持っているか」と訊くとも思えないわけですが、とりあえず七三にしとけば最低限ちゃんとしているように見えるだろう、という桂城少尉の思惑による七三のつもりです。それと、深井大尉に他人の髪型をうんぬんするほどの、ファッションチェック能力があるとも思えませんわけで。
まあ、ジャムとの遭遇で意識が変わった暁には、髪型変える予定(もっとラフに)なので、今はこんなもんで勘弁してください。ただ、ちょっと梶野少佐に似てしまって(あ?)、イケメンにし過ぎた(え?)というのが反省点です。最初に描いていたほうは、なんか塗りの関係で梶野少佐になってしまった(はい?)ので、ボツにしたくらいです。私、梶野少佐はもっとキラキラしく塗るんですの。(…………)
いや、違うんですけどね、個個のパーツの感じとか、こう私的にも勝手な約束事があって。でも下手だからおんなじようになっちゃうという…、すみません。
まあそれでも、公式ビジュアルが存在しない以上、描いた者勝ちですわよと、この辺もちょっと梶野少佐に似ています(遠い目)。いえ、〈雪風〉は私、バーガディシュ少尉ですけど!というようなことはともかく、次回は、私の想像する髪型の深井大尉(中尉)やバーガディシュ少尉や桂城少尉等を並べた絵が、何だか描きたくなってきました。それに、今回の絵もいつものように、動きのないバストアップ絵なので、もっとポーズをつけたいものです。先は長いですが。矢頭少尉の額も、いいデコだったんだよ。(ナニコレ)
まあ、その前に「ぼくの、マシン」と『アンブロークンアロー』を、さっさと読んだがいいと思います。 -
先日10日にようやく『魂の駆動体』(未読・非トールサイズ文庫)を、とある新古書店で見かけて購入したとか、今1/144スケール『膚の下』私的ジオラマ構想がアツイですよ!とか、こちらのブログを書くネタはありつつ、この絵ができるまではと思って機会を逸しまくってついには晦日ですが、とりあえず絵が完成したのできました。
絵の人はバーガディシュ少尉というか、少尉になる何年か前の頃です。
絵にくっつけた6行の文字は、ヘンリー・デイヴィド・ソロー(Henry David Thoreau)の詩Men Sayです。『アメリカ名詩選』(渡辺信二訳、本の友社)から引きました。ちなみにこの本には和訳が載っていますが、あまり良いと思わなかったので原詩の方だけで。さて、来年に出す予定のバーガディシュ本のために資料読み込まなきゃと言いつつ、そのほかの小説を読みふけっているため、本当にそんな物ができるのか不安です。でもなんとかします、する予定です。しかし不安です。どうなるかはわかりません。
もしも完成しなかったら、急遽、「リチャード・バーガディシュかく語りき」ネタになると思います。でも、そんな先のことはわからないのさ。 -
いつのまにか、前回の記事から一月以上が経ってしまいました。というのも、この絵が描けたら更新しようと思っていたのに、一向にはかどらなかったからです。
何の絵か一目ではわからないと思いますので、説明しておきますと、深井大尉のつもりでございます。
見る方にわからないのならば、ここは深井大尉の名言でもくっつけるかと思ったのですが、やはり一見するところよくある普通のセリフなので、『グッドラック』はVII戦意再考から持ってきたものと申し添えておきます。さて、英文の方は、高松雄一編『対訳イェイツ詩集』岩波文庫より、[26]アイルランドの飛行士は死を予知する(An Irish Airman foresees his Death)から一部を。
ちなみに掲載部分の日本語訳も参考までに引くと、どこかの空の雲のなかで
自分の運命に出会うのは分っている。
私は戦う相手を憎んではいない。
守る者たちを愛してはいない。となっています。
先日ある本を読んでいましたところ、このイェイツの詩が作中使われていて(訳しようはやや違います)、なんとなく深井大尉(中尉)のことが連想されてきたので、ぜひともこの詩とコラボがしたいと絵を描いてみました。
一応いくつか関連する資料もあたったりしておいて、全く生かされていませんが気にしないでください。ええ、ぶっちゃけ絵なんて付け足しです。この詩が使いたかっただけです。(以下は全文ですが、勝手に一部の語句に手を加えています。正確なところは前提の書を要参照)
I know that I shall meet my fate
Somewhere among the clouds above;
Those that I fight I do not hate,
Those that I guard I do not love;
My country is Fairy Air Force,
My countrymen FAF's poor,
No likely end could bring them loss
Or leave them happier than before.
Nor law, nor duty bade me fight,
Nor public men, nor cheering crowds,
A lonely impulse of delight
Drove to this tumult in the clouds;
I balanced all, brought all to mind,
The years to come seemed waste of breath,
A waste of breath the years behind
In balance with this life, this death. -
いつかの雪風ブーメラン4コマ漫画の続編が、ずっとやりたいなあと思っていました。しかし、前回のものに匹敵する良いマークを、なかなか思いつけずにいました。
そんなおり、たまたまテレビでやっていた洋画でこのマークを見かけ、これだ! とばかりに出来上がったのが、上の雪風ブーメラン4コマ漫画2でございます。
あ、しまった、よく見たら前回と服のデザインがちょっと違う。まあええか。それに縮尺もおかしい気がするけど、まあええか。そんなん知らん。
また、クーリィ准将は、髪型を私の好みでシニヨンにしてしまいました。本当はもうちょっと編み込みもされていると思うのですが、今回はごくシンプルに。ちなみに、前回の4コマ漫画を載せた記事はこちらです。
・ブーメランは帰ってこないと意味がないらしい(2009/05/06)